禁煙鬱になって会社を辞めた。

ニコチンに頼ってばかりだった僕の人生

喫煙歴15年の僕は今までニコチンに頼りすぎた人生だったかもしれない。

嫌なことがあると喫煙。

恋人と喧嘩の最中でも喫煙。

話し合いの最中も(相手に大変失礼なことをしていました。)

嫌な気持ちの時ばかりでなく、楽しいときや、緊張しているとき、考えているときも。

常に煙草と共にしてきた。

それが、禁煙をして無くなったとたん仕事の人間関係や業務で限界が来た。

当時、煙草のせいにはしていなかったが、今考えれば喫煙との関係もあったのかなと思う。

5年間真面目に務めてきた会社だったが禁煙して1ヶ月で耐えきれなくなったのだ。

 

その当時は積み重ねてきた過労と人間関係でうつになったのだと思っていた。

だが、よく考えると別にキッカケと思うような出来事もない。

今までずっと耐えてきたのだから。

それがある日突然、寝る前に泣けてきたり、こんなこといつまで続くのだろうと思ったり。

禁煙してすぐから、心から笑うことができなくなっていた。

そしてついに、仕事中にも涙がでてくるようになり、体がこわばり会社へ行けなくなった。

自分でも精神的な病気だと確信した。

 

僕が思うに今まで会社に腹が立ったら、一服して気持ちを落ち着かせていた。

それができなくなって、逃げ場がなくなってしまったのかなと思っている。

ただ、そんな誤魔化しはいつは身を滅ぼすので、本当にやめてよかった。

今は休職し、退職し、少しずつ脳が幸せホルモンとやらを分泌できるようになってきたかなと思っている。

煙草を吸って幸せホルモンを出さないと、精神が保てない会社を辞めてよかった。

禁煙を通して知れたこと、いいきっかけを作ってくれた禁煙に感謝している。